次にくるマンガ大賞の受賞作は、全部4年以内にアニメになっている

公開日: マンガ賞日本と英語圏の時差

9月16日、次にくるマンガ大賞の2026年の結果が発表される。その前に、この賞が何を当ててきたかを並べておきたい。

この賞は読者投票だけで決まる。対象は、まだ売れきっていない作品に限られている。既刊5巻以内、あるいは連載を始めたばかりのもの。だから今年の名作を選ぶ賞ではない。日本の読者が、次に来ると思っているものの記録になる。

面白いのは、その的中率だ。

7作品、すべてアニメになった

これまでの受賞作は、すべてアニメ化されている。そして全部、受賞から4年以内に放送が始まっている。

作品 受賞 アニメ放送開始 差
僕のヒーローアカデミア 2015年2月 2016年4月 1年2か月
かぐや様は告らせたい 2017年8月 2019年1月 1年5か月
推しの子 2021年8月 2023年4月 1年8か月
メダリスト 2022年8月 2025年1月 2年5か月
SPY×FAMILY 2019年8月 2022年4月 2年8か月
怪獣8号 2021年8月 2024年4月 2年8か月
薬屋のひとりごと 2019年8月 2023年10月 4年0か月

真ん中はおよそ2年半になる。幅は広い。速いもので1年2か月、遅いもので4年だ。だから法則ではなく傾向だ。ただ、4年を超えたものは一つもない。

なぜアニメの日付で測るのか

英語圏の読者にとって、作品が知られるようになる瞬間は、ほぼアニメの放送開始と重なる。

SPY×FAMILYは、アニメが始まる3年近く前から英語で同時連載されていた。それでも多くの人が知ったのは2022年4月だった。

一番はっきりしているのは薬屋のひとりごとだ。受賞は2019年8月。英語圏の読者が見つけたのは2023年10月、アニメが始まったときになる。

4年ある。

その4年のあいだ、答えはすでに日本語で公開されていた。誰でも開けるウェブサイトに、順位表として載っていた。

この差が、このサイトが扱っているものになる。

9月16日に何が出るか

2026年の結果は、コミックス部門とWebマンガ部門で、それぞれ20作品が発表される。各作品のポイント数もつく。

その多くは、まだ英語版が出ていない。英語で書かれた紹介すら、1位の作品名以外はほとんど存在しない。

これまでの傾向が続くなら、その表に並ぶ作品のかなりが、2028年から2030年のあいだに英語圏に届くことになる。

今年ここまでの数字はこうだ。エントリー総数7952作品、エントリー投票139878票、ノミネート100作品、内訳はコミックス40とWeb60。投票は7月に締め切られた。結果は9月16日の夜、生放送で発表される。

日本時間の19時。アメリカ東部の朝6時、イギリスの11時にあたる。

発表後、全順位表をここに載せる。